SMA 40th presents 「堂島孝平 活動20周年記念公演 オールスター大感謝祭!」第1部~第2部
2015年2月22日(日)。
SMA 40th presents 「堂島孝平 活動20周年記念公演 オールスター大感謝祭!」に行ってきました。
場所は2日連続、中野サンプラザ。
確か1週間前は晴れマークついてたんだけど、前日の予報は雨。
さすが雨男……と思っていたけど、開場前は雨はやんでくれてました。
このイベントは、堂島くんの20周年記念と、39歳の誕生日と、所属事務所SMAの40周年を祝う、というとても欲張りなイベントです。
出演者も(個人的に)めちゃめちゃ豪華!!
堂島くんが「ちゃんと感謝を伝えたい人」を集めているのがヒシヒシと伝わってきます。
人の思いが中心にあるイベントは、とても良いイベントだと思うんです。
ただ出演者が豪華すぎて、一体どんな風に進むのか?、謎が多いイベントでもありました。
会場に入ってみると、なんと!ステージ狭しと、全出演者分の楽器が置かれているではないですか!!!
欣ちゃんドラムの斜め前に小松さんのドラムがあって……ギターは、これはオッケンさんの?隣は加藤くん?
下手はシュンちゃんの鍵盤で、上手は沖さんかな?
このセッティングを観るだけで、テンション上がる上がる!!!
第1部
堂島孝平×A.C.E.
- いとしの第三惑星
- 俺はどこへ行く
- あのコ猫かいな
- 涙をとめろ
堂島くんの弾き語りで、最新アルバムの曲いとしの第三惑星からスタート。
曲の途中から、メンバーが合流していくスタイルは、ツアーでもおなじみ。
静かなはじまりから、メンバーが合流して、ぱっと世界が広がる感じが、大好き。
今回のハウスバンド「A.C.E.」ですが、小松奥田鹿島の初期メンバーに、シュンちゃんという変則「A.C.E.」です。。
最新からデビュー曲へ。
俺はどこへ行くが出たのが、ちょうど20年前、1995年2月21日だったそうです。
ここから始まったのよね。
あのコ猫かいなはもちろん、「2月22日の~」と歌われてました!
小松さんが大きなアクションで手拍子してたのが印象的。
堂島くんを盛り上げようという気持ちを感じた!
堂島くん、赤のジャケットを着て、まるで「こども店長」のようだ、と本人談。
いやむしろ“平成のマチャアキ”感を出しているんだと思っていましたよ。
そしてこの「こども店長」というワードが、のちの展開への前振りになってしまおうとは……。
HICKSVILLE
- 葛飾ラプソディ (トランペット:田澤麻美)
- バイバイ・ブルース
まず1組目のゲスト、ヒックスヴィルの3人を迎えて、ひとつの転機となったという葛飾ラプソディ。
歳とって、なんだか沁みてくるんだよなー、この曲(笑)。
転機といえば、SMAに入るかどうか悩んでいた時に、天ぷら屋さんで真城さんに相談するも、天ぷらを食べながら「いいんじゃなーい?」と適当に返事をされ、今に至る、という話もしていました。
決して「天ぷらの話をした」わけではないですよね?真城さん(笑)。
この大らかさが、今の堂島くんを作るきっかけになったかと思うと、感慨深いですね~。
この日も、真城さんと木暮さんとの夫婦漫才のようなトークがさく裂。
ひとりだけ離れた場所になってしまった木暮さんが「別室から中継してるみたいで寂しい」と言えば、「それぐらいがちょうどいいよ」とぞんざいに返す真城さん。
それを黙って見てる中森さん。
この関係性、観てるだけでも楽しい~!!
そんな3人の名曲、バイバイ・ブルース。
最近、昔のビデオを整理していて、ヒックスヴィルのデビュー時の映像を発見!
この曲を聴いていたので、生で聴けて嬉しかったなぁ。
NONA REEVES
今日のバンドメンバーは?と思っていたら、鍵盤シュンちゃん、ベース鹿島さん……
つまりはA.C.E.でした。
けどノーナ3人は、黒スーツに赤シャツというお揃いの衣装に身を包み、「この3人でNONA REEVESです!あくまでノーナです!」っていうアピールをしてるような気がして、ちょっと嬉しかったです。
郷太くん、しゃべる気満々だけど、スタッフに「MCはおてやわらかに」と釘を刺されたらしいです。。
それでも「堂島は途中で入れ替わった説を唱えているんだけど、イマイチ定着しない。。モジャモジャにしてた時は怪しかった」とか、「35周年おめでとう!」とか、嘘を放り込んでたのは、さすがです。
- 6AM
- I LOVE YOUR SOUL
曲は、一緒にツアーを回った時(ファンタカツアーですね)にやった6AMと、堂島くんと出会った頃の曲I LOVE YOUR SOUL。
アイラブユアソウルがめっちゃ久しぶりな気がして、ハンドサイン、めっちゃ頑張ってしまった(笑)。
大きなホールに響く郷太くんののびやかでつややかな歌声を、思う存分堪能。
たとえノーナを知らなくても、だれもが「楽しい!」を共有できるような曲で良かったな、なんて思いました。。
イベントの時は、選曲、大事だよね。
和田唱
- Raspberry
- Remember
「なぜか俺の中ではスター扱い」と紹介された唱くん。
そのスター感、1曲目のRaspberryで誰もが納得したんじゃないかと思う!
小松ドラム、オッケンギターでラズベリー!!
サンキングのイベントの時すら、それは実現しなかったのに、ここで!!
しかも和田唱、堂島、オッケン、のトリプルギター!
この並び!瞬きもせず、しっかり焼き付けた!!
ものすごい音圧で、あっという間に熱狂の渦!!
シュンちゃんの鍵盤もいるし、なんて貴重な体験だったんだろうか!!
カッコ良かったなぁ。
バンドメンバーがはけて、ステージ上は堂島くんと唱くん2人に。
貴重な同い年男性ミュージシャンの2人。
「けど堂島くんは子役からやってるから、芸歴長いでしょ。」と、いつもの「堂島子役説」を普通に語る唱くん。
まさかここで「こども店長」風衣装が前振りになってしまうとは!
2人でアコギ弾き語りでRemember。
以前、堂島くんのアコースティックライブにゲスト出演した時も、歌ってましたね。
「まるで自分の曲のように歌うよねー」という堂島くんに、「今日を機に貰えるんでしょ?」と返す唱くん。
確かに、2人とも甘い歌声だから、こういう自分を語るような曲、ぴったりなんだよなぁ。
声質が似てるけど、歌い回しは全然違ってたりして……2人で歌うからこそのおもしろさですよね。
聴き惚れました。
堂島孝平×GO-GO KING RECORDERS
- 夜間飛行
- メロディアス
- 25才
- ルーザー
まず、欣ちゃんがふらっと登場。
そしてメンバーが続々登場!GO-GO KING全員集合!!!
これだけでめちゃくちゃテンション上がる!!!
もう、アイゴンとか加納さんとかtatsuさんとか!何年ぶりだろう!?
私の初堂島ライブは、確か2002年4月のSHIBUYA-AX。
その時のバンドが、このGO-GO KING RECORDERSでした。
「GO-GO KINGといえばこの曲!」というセットリストが、たまらない。
メロディアスは、当時から、毎回毎回発見の連続だったのですが、この日もまだまだ進化してました。
闇の中からの精いっぱいの叫びのような歌と、それを受け止め、日の当たるほうへと導くような演奏と。
GO-GO KINGの音は、温かみもあって感情的ではあるけれど、1本芯が通った揺るぎのなさもあって、まさに「盤石」な音。
大人のシティポップってこんな音?と思いながら聴いてました。
堂島くんも今やすっかり「にぃさん」だけど、このバンドの中では、頼れるにぃさんたちが見守る中で、自由に全力疾走している感じだったなー。
特に25才とか!俺たちはまだ若い!!!
欣ちゃんがカウント出すとめっちゃ高速になってしまうルーザー、腕振りすぎて、かなりのエクササイズになりました(笑)。
つーか、欣ちゃんのドラム、カッコ良かったなぁ。
GO-GO KING RECORDERS、MCは全くなかったけど、言いたいことは全部受け取った気がする!
カッコ良かったです!!!
ここで第一部終了、5分間の休憩に入ります。
……というアナウンス(影ナレというのね)があったのですが、なんと担当が土岐麻子さん!
土岐ちゃん、しっかり自分のCDの宣伝してました(笑)。
第2部
第2部開始のアナウンス。
つっかえたり、読み間違えたり、戻ったり……誰がやってるの!?という疑問を残したまま終了。。。
Smalll Boys
- Selfish Girl
- 兄弟湾
ステージ後方のスクリーンには、スモボ第二章の幕開けとして流された、あの西部警察オマージュ(アイコラ)映像が!!!
場内、爆笑または失笑の嵐!
そこへ、ニッシ寺・尾アキラ、こぅ・くん田正輝、タッチ・ひろしの3人が登場。
爆笑または失笑しかない!!
準備の良いお客さんは、サイリウムを持参していました。
緑が圧倒的に多かったのは、さすがですね。
Selfish Girl、ダンスがボロッボロで、アイドルとしての“ほつれ”満載!!
けど間奏のタッチのソロダンスは、キレッキレだった!!セクシー!!
歌い終わりでポーズを決め、誰もしゃべらないでいると……「今日はお前だよ!」とタッチからツッコミが入ったのは、こぅくんでした(いつもはニッシ)。
このくだりも、定番のネタなのだな(笑)。
タッチが正式加入して3人組になったけれど、2人時代の演歌が聴きたい!というタッチのリクエストで、2人で兄弟湾を歌うことに。
タッチによるイントロでの完璧な前口上。
1番を情感込めて歌いあげるこぅくん。
サビになると、袖に引っ込んでいたタッチが駆けもどり、3人の誰よりも熱唱!!
2番を朗々と歌いあげるニッシ。
サビになると、袖に引っ込んでいたタッチが「ダメだ我慢できない!」と駆けもどり、3人の誰よりも熱唱!!
最終的には、こぅくんと気持ちよさそうにハモってましたね。。
……えーと、このネタ、前にも観ましたよ(笑)。
これも鉄板ネタとしてやっていくのでしょう。
タッチ加入で、高まる新喜劇感(イイね!)
そんな茶番をやりつつも、(演歌だけれども)ニッシの歌唱力に圧倒されてしまいました。
曲はカッコいいし、歌は最高だし、、、スモボ、困ったもんです(笑)。
そして衝撃の事実!
なんとスモボだけで、第二部終了!!!
このイベントの中で、スモボが堂島くんにものすごい負担を強いていたのではないだろうか。。。
第2部終了のアナウンスも、開始アナウンスと同じ調子で、のらりくらり、ネタ感たっぷり。
SMA 40th presents 「堂島孝平 活動20周年記念公演 オールスター大感謝祭!」第3部~アンコール へ続きます。