マイ・ライフ

ライブに行った記録です。要約すれば「好きだー!大好きだー!!」「楽しかったー!!」となります。NONA REEVESや真心ブラザーズのライブに、よく行きます。

真心ブラザーズLIVE『KING OF ROCK 20th』@LIQUIDROOM

2015年5月1日(金)。

真心ブラザーズLIVE『KING OF ROCK 20th』の東京公演に行ってきました。

場所は恵比寿LIQUIDROOM

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20年前の5/1は『KING OF ROCK』が世に出た日。

そんな誕生日に、再現ライブが観られるしあわせ!!

今は離れちゃったけど、当時聴いてた人もたくさん来てたのかなー?

チケットはあっという間にSOLD OUT!!

満員でギューギュー?と覚悟して、仕事を終わらせ駆けつけたけど、意外とゆったり観ることができてラッキーでした。

 

 

セットリスト、サポートメンバーは、大阪と同じです。

以下、ご参照を。

 

東京はクールに!

メンバー登場とともに、いきなりスピードが始まった!!

みんな、テンション高い!!!

特にビバさん、いつもと違うことをいっぱいやってるーーー!!

楽しそう!!

照明はリキッドルームのほうが凝ってたかなー?

スピードのストロボの白い光が、リキッドっぽいな、って思いました。

 

は、山口くんがコードを支えてくれるから、桜井さんがより自由になってる気がしました。
ピンクと紫のライトに照らされ、セクシーに暴れてる感じ!!

 

すぐやれ 今やれまでの6曲を終え、ようやくおしゃべり。

「6曲連続なんて!ミッシェルとか観てて、しゃべらないなんてスゲー!と思ってたけど、やればできるもんだね」なんて言ってた桜井さん。

相方は「しゃべらないと死んじゃう!」とおっしゃってますよ(笑)。

大阪ではオープニングトークがあった、という話では、「思いつきでやってみたけど、どうなの?と。“ジャケ写の金髪女子のどれが俺か?”もあんまりうけなかったから、そのくだりはやめよう、と。」というYO-KINGさん。

「かっこいいT. Rexで出てきたら、そのままスピードでしょ!」ということで、トークは無くなったらしいです。

「2本目だからね、アジャストしていくから!」とYO-KINGさん。

始まった、始まった、また「アジャスト」とか「コンプライアンス」とか、ビジネス用語を言いたがるヤツが(笑)。

 

この日の桜井さんは「TLC」Tシャツで、当時の感じを演出。

山口くんは、(何だったか忘れた……)ロックっぽくないTシャツ着用だったことで、若干いじられてました。。。

Twitterで、マイケル・シェンカー・グループ(MSG)のTシャツだった、と教えていただきました。(ありがとうございます!)

ロックっぽくないどころか、超ハードロック!!(わたしの記憶ーー!!)

 

YO-KINGさんは、桜井さん曰く「ヤッケ」。

大阪でも着てた、スピードのビデオのアレです。

「ウインドブレーカーと言わないところが、昭和40年代生まれ」と主張する桜井さん。

パンツ、スイーツなども、口に出すのは抵抗があるとか。

公式には48歳年男のYO-KINGさん(プライベートは29歳とサラッと言ってたな。。)。

48歳!!全然そう見えない!!!

12年後の還暦には、還暦祝いとして、この赤いヤッケを着てスピードを歌う姿が観られるかもしれません。

なんか、めちゃめちゃ想像できるね!!

楽しみだ!!!

 

そんなにしゃべらないはずが、ついつい楽しくてしゃべりすぎて、「いつもみたいな感じになっちゃったね」と言ってたけど、ハイ、それが真心だと思います。

 

後半はマイ・リズムから

後半はマイ・リズムから。

隙間の多い曲の中で、ビバさんが細かく刻むビートがかっこいい!!

マイ・ガールでは、「あ、俺か!」とうっかり入りを忘れていた桜井さん。。

マイ・リズム最後から勝手にやり直してました(笑)。

この曲、(大阪での解説を聴いたからか)バカロック感が爆発してる気がした!!

ビバさんも力任せにひっぱたくように叩いてて、楽しくって仕方ないのかなー、と想像してニヤニヤしちゃいました。

忠告の後半のわくわく感、ハッピー感が暴発してて、楽しかったなぁ。

スピード2ももう、みんな楽しそうで!!

 

大阪よりもシンプルに駆け抜けた東京のKING OF ROCK。

カッコ良かったです!!!

 

アンコール

ふたたびT. Rexにのせてメンバー登場。

(急遽用意してもらったから、裏はてんやわんやだったらしい……)。

何も言わずに、桜井さんがスピードを歌い始めた!!

今日はパンツ破けなかった!!(笑)

所どころに「あんたがた!」とサンボ山ちゃんが顔を出す、桜井さんの語り(?)。

所どころで、大友康平風にロングトーンでうなったり。

いろんな人格が登場する桜井ボーカル!!!

ボーカルも、ギターも、2人ともうろ覚えで。。。

YO-KINGさん、最初から間違えてた(Aだった)らしいし、大事なとこほとんど山口くんに頼ってた気が……。

桜井さんも、単語が出てこず、すべてテンションで乗り切ってる感じが(笑)。

“もっともっと速い!”のフレーズはお客さんに振って乗り切ってましたね。

「あれ?俺だけ?演奏してるの」と不安になる部分もあったりして……桜井さん、満喫してるなぁ。

最後はマイクスタンドを片付けて、ジャンプ!!

あれ?上っていうか、横移動!?……低いっす(笑)。

息も絶え絶えの桜井さん、それでも「2曲目は高い空!」と言ってみんなに全力で止められる、というオチまで。

あぁ、ホント、全力で楽しむって、こういうことだよね!

 

KING OF ROCKへの道

『KING OF ROCK』のメインドラマーはビバさん。

ベースはフクチさん。

フクチさんには「サマーヌードは弾けない」と断られたそうです。

「ブヨブヨベースじゃねぇ」とYO-KINGさん。

レッチリのフリーにサマーヌード弾けって言ってるようなもんだもんねぇ」と桜井さん。

一郎くんは、『KING OF ROCK』の次からサポートに。

「この言い方だと、一郎くんがサマーヌード弾いてたみたいだけど、サマーヌード沖山優司さん。誤解のないように。」とのことでした。

しかし、みんな、付き合い長いよねぇ。

けど、この日の演奏を聴く限り、マンネリっていう言葉は存在しないんだろうな、と思いました。

 

そういえば山口くん、どの曲か忘れちゃったけど、脚でも弾いてたのを目撃!

そんなにアグレッシブとは!

楽屋でめちゃ緊張してたらしいけど、だんだん個性が出てきた気がして、いい感じになってきたのかな?

そして呼び名は「ケイブン」くんで定着してきたのかな?

 

曲は大阪と同じく、花のランランパワー素晴らしきこの世界

この時期は、タイアップのカップリングで好きなことをやっていた時期だそうです。

素晴らしき~自転車に乗ってのカップリング。

(お客さんがすかさず教えてくれて、さすがー!)

自転車に乗って高田渡さんのカバーで、お目にかかれて嬉しかった、とのこと。

「この曲、なんのタイアップか覚えてる?DAISUKI!だよ!90年代~!」と嬉しそうな桜井さんが印象的でした(笑)。

いやしかし、素晴らしきこの世界の濃密な盛り上がり、震えたね!!

 

月面

こういう曲がホントに染みるようになったなぁ。

桜井さんのスライドギターがなんともカッコイイ!!

ビバさん、ハケなのに音が力強いったら!

 

そういえば桜井さん、「iWatchカッコいいね!」とYO-KINGさんに言ってたな。

「iWatchは先に商標登録されてたらしくて、Apple Watchっていう名前ね。これ、いろんな機能があって……何と!時刻が分かる!」というYO-KINGさんの鉄板ギャグが飛び出してました(笑)。

 

天才桜井が作ったサマーヌード

またアレンジ変わった?今回はピアノから始まってた気がする……。

この日は後ろのほうで観てたので、みんなの手の振りがキレイだなぁ、ってちょっと感動していました。。。

 

最後は最新曲I'M SO GREAT!

この幸福感!!

最高でした!!!

 

 

20年前のアルバム再現ライブということで、なんかいろいろと思うところがあったりなかったり。

けど単純に「真心が好きだ!」という“今”の気持ちが続いてきちゃっただけなんだよな、と思ったりしました。

 

秋には『MORE KING OF ROCK 20th』ということで、今度はLow Down Roulettesで全国を回るとのこと。

今回の再現度の高い『KING OF ROCK』と、若いリズム隊と作る『KING OF ROCK』。

きっと全然違う音になるんだろうなぁ。

秋のツアーも楽しみです。