NONA REEVES × TOKYO No.1 SOUL SET
2015年7月8日(水)。
NONA REEVESとTOKYO No.1 SOUL SETの対バンイベントに行ってきました。
てっきり、ノーナがソウルセットを招いた対バン、だと思い込んでいたんですけど、終わってからチケットをよく見たら主催はHOT STUFF。
なるほど、いろいろ謎が解けた気分(笑)。
そんな訳で(?)、オープニングアクトもいたわけですね。
意外にも?なのか、そうでもないのか?初対バンという2組。
うーん、客層は特に合わないような気もするけど、大きくまとめると一緒のカテゴリー?
実際には、2組のファンは被ってはいなそうだったけど、どちらのライブも楽しんでる雰囲気があって、良い感じだった気がします。
あとでツイッターなんかを見たら、久しぶりのソウルセット、と書いてる人が多かったなー。
いろんな音楽を柔軟に楽しんでる人が多かったのかなー?
あと、大人が多かったです(笑)。
平日18:30開演に間に合わない社会人。
結構な雨の中、開場に辿りついた頃には、オープニングアクトのイミシン?が演奏中でした。
でもまぁ、先にビール貰いに行っちゃうよね~。
会社帰りのビールは美味いよね~♪
イミシン?
男子2人がギター、ベースは女子、フロントのラッパー(?)女子2人という、ドラムレスのバンド。
お揃いで白シャツを着てて、VJ入ってて、まぁホント、オシャレ全開でした!
バンドの編成すら、オシャレさを感じる(←偏見)。
曲はPOPで親しみやすくて、好きな感じでしたー。
キャッチーなメロがガツンと入ってくるタイプのバンドではないけど、ずっと聴いていたくなるような感じ?
いやはや、新世代を感じました。。
NONA REEVES
まずはノーナから。
郷太くん、帽子なしって珍しい?……と思った途端、例の“むぎわら帽子”装着。
夏ですね。
なんか違和感ある?と思ったんだけど……髪が黒くなってる!?
初めて見た気がする!!!
おっけんさん、黒ポロシャツに黒×白チェックのパンツって、めちゃ似合ってるなー!!
この日のメンバーは、ノーナ3、真城さん、冨田さん、シゲの、ノーナ6。
これ以降、しばらくバンドでのライブはない、という告知があったので、ある意味、貴重なライブです。
……というか、本業以外が忙しすぎるよね、みんな……良いことなんだけどさ。。。
セットリスト
- P-O-P-T-R-A-I-N
- 夢の恋人
- ガガーリン
- 土曜の夜は“Happy Sounds”
- プリズマティック・レイディ
- 透明ガール
- パーティは何処に?
- LOVE ALIVE
- Lucky Guy
集まれ皆!と、P-O-P-T-R-A-I-Nからスタート。
マイクのリバーブが激しいわ~!サービスしまくり?
前半は、夢の恋人、ガガーリン、土曜の夜は“Happy Sounds”と、最新アルバム『FOREVER FOREVER』から。
なにげに久しぶりのガガーリンが聴けて嬉しい!
ライブで聴くと、めちゃくちゃバンド感が強くて、それぞれの個性が感じられるところが好きです。
同じフレーズがループしていく中で、やってるほうも、聴いてるほうも、どんどん温度が上がって行く感じが、たまらないです。
そして照明がまたカッコ良かった!!
バッキバキなデジタル感が、機械的な旋律を奏でる肉感的なバンドの音と相まって、カッコ良かったんです!
あと、ミラーボール重要(笑)。
ちなみに、先日、郷太くんが、小西康陽さんのアルバム『わたくしの二十世紀』にお呼ばれした時にデュエットした子(enaha)が、「ノーナ好きなんです!ガガーリンで知りました!」とおっしゃってたそうで……。
「めちゃめちゃ最近!去年の曲やん!」と、ええ、郷太くんじゃなくても、誰もが突っ込みますよね、そりゃあ。。。
中盤は、対バンする“大人な”ソウルセットに合わせ、メロウな曲を。
もうホント、プリズマティック・レイディ聴けて、しあわせ!!!
冨田さんの鍵盤で、真城さんのコーラスで、こうやって聴けるのは、奇跡みたいなものなんだよね。
ライブの本数が少ないと、実感します。
頭くらくらするほど、曲に酔っ払いました。
イミシン?が時間を巻いて終わってくれたおかげで、MCはたっぷり目に(笑)。
「今日の出演者で、VJ、彼らしか入らないんだよ?新世代だねー。俺らもVJ入れたい!」と、新世代バンドの仲間入りをしたそうな郷太くん。
「時間きっちりに終わるのも大事。あと彼らはドラムいないでしょ?セッティングに時間かからないから……これからいろんなところに呼ばれるよ!」と太鼓判を押して、MC時間をたくさん貰えた恩返し(?)をしていました。
話題は、5月から始まった、ノーナ3人だけで全国を回るカフェツアーに。
カフェツアー言いだしっぺ、食いしん坊でおなじみ(食べログヘビーユーザー)小松さんによると、「ノーナでは美味しいものが食べられてない!」とのこと。
※ライブでこういうこと言ってたよ、と後日、つぶやいたところ、郷太くんからの熱い反論があったので、ここに載せておきます。
@kaxzuxmi 違うんだよw!何回もどこで食べる?って聞いても、ライヴ前の短時間は忙しくてベストな場所みつけられないだけw。日曜日とか深夜とか、うまい店は閉まってるか混んでるから〜。あれは濡れ衣だ。それに関西はうどん食べたい!俺は^_^!
— 西寺郷太 (@Gota_NonaReeves) 2015, 7月 9
@kaxzuxmi 多分あいつの中で食に満足出来なかった場合は全部俺のせいになってるw!神戸のうどん屋もあいつが食べログで探した店に、俺はついていった。単にあいつみたいに何回もヘビーな食べ物連続で食べれないだけ!それが、歌う前だしうどんがいい発言の真意ね^_^!
— 西寺郷太 (@Gota_NonaReeves) 2015, 7月 9
ハイ、熱い真意、しっかりと受け取りました!
ネット上の口コミや噂が誰にでも当てはまる訳じゃないしねー。
旅先の食べ物は、当たっても外れても、何食べても結局楽しいような気もします……こうやってネタにできるしね(笑)。
そして、郷太先生は、来週までに「We Are The Worldの呪い」をまるまる1冊書き上げないとマズイ!という、とんでもない状況だそうで。。。(※2015/07/19現在、無事書きあがったようです。良かった!)
そんな作家先生に対して、おっけんさんは、ノーナの次のアルバムに向けて曲を作っていると!!
「俺、1曲も作ってない……奥田、いい曲ばっかりだし、じゃあノーナのアルバム作っといて!」と言う郷太くん。
「また極端な……分かった、作っとく!」と答えるおっけんさん。
ある意味、次のアルバム、注目ですね。
……あ、でも、作詞はするらしいよ、郷太くん(笑)。
ソウルセットに合わせてメロウな曲、と言ってたけど、後半は「わっしょいわっしょい」盛り上がる曲づくし!!
なんか、透明ガール短い?って思ったのは気のせいだったかしら?
バンドでしかできない(というか真城さんがいないとムリ)な曲、夏に向けて聴けるのは嬉しいなぁ。
パーティは何処に?で盛り上がり、さらにLOVE ALIVEで沸騰!!
みんなのソロが麗しすぎる。。。
あぁ、もうステキすぎる!!
最後はLucky Guyで、ナナナナナ~♪の大合唱!
あぁぁ、短いよ!!もっといつまでも続いてくれたらいいのに!!
そう思わずにいられない、貴重なノーナのライブでした。
というか、ツーマンなのに9曲……やついフェスでは8曲……んー。んー。
TOKYO No.1 SOUL SET
いったい、何年ぶりだろう?ソウルセット。
ガッツリはまった時期はないんだけど、ずっとなんか好き、をキープし続けているバンド。
だから、曲は知ってるのに、タイトルが分からないもの多数。。
「何やった?」って聞かれて、すぐに答えられないもどかしさ(泣)。
たぶんおそらく、こんな曲をやっていたように思います。※順不同
- 夜明け前
- Stand Up
- 黄昏'95〜太陽の季節
- Rising Sun
- Innocent Love
- Bow & Arrow〜あきれるほどの行方
- Sunday
- One Day
ソウルセット3人と、ベースとパーカッションという5人編成。
とにかく、音デカイ!音圧スゴイ!!
ドスドスっていうリズムに身を任せて踊っていると、めちゃくちゃ楽しくなってくる!!
大きな音で聴くからこそのトランス感!!
DJに生のベースが加わって、めちゃくちゃ重低音。
さらにパーカッションがド派手に乗っかるから、全方位敵なし状態。
BIKKEの語りかけるようなラップと、俊美さんの切なさが滲むボーカルにドキドキ。
久しぶりに浴びたソウルセット、最高だった!!!
最近の曲はあまり知らなかったけど、Innocent LoveとかSundayとかはもう、心の中で大合唱でした!
なんかもう、苦しいくらい、楽しかった!!
ソウルセットの曲って、どことなく不穏で、切なくて、だからこそカッコ良くて……カッコいい大人なイメージ。
それは、自分がずいぶんと大人になった今でも変わってなくて、年齢が上がっても、ずっと追いつけない大人のカッコ良さを見せつけられた気がします。
そして、まぁホントにね、俊美さんの歌の色っぽさといったら!!
おしゃれだし!
しゃべるとボケだし!!
そりゃモテますわ!!!
MCは基本、BIKKEが担当。
この年代のバンドのMCといえば、暑さ寒さの話とか、記憶力の話とか、そういうところに行くのは自然なことですね(笑)。
「曲が終わって“ありがとう!”って言うのって、何に対して?ご清聴?」という話題になり、“ありがとう”に替わることばを探すことに。
Innocent Loveをやりながら考える、と宣言した俊美さん、曲を終えて、みんなが注目したひとことは……
「ありがとう」
「これに関しては、反省会ね!」とBIKKE。
最高ですね!!
だいたい25周年というソウルセット。
アンコール後、最後に俊美さんが「楽屋で、そろそろアルバム作ろうか、という話になったので、今後ともよろしく」との言葉を残し、イベント終了。
濃い対バンだったなぁ。
ノーナ主宰のイベントでは、アンコールでセッションすることが多かったので、ちょっと物足りない気分になってしまったのは、単なる欲張りなんですよね。。
分かってはいるけど、しばらくバンドライブが無いことを知っていると、ちょっと寂しい気がしてしまいました。。
せめて、最後に出てきて欲しかったなー、なんて。
「解散しない限り続く」カフェライブがあるとはいえ、やはりガッツリ、バンドでのライブもやって欲しい、というのが切なる願い。
ノーナって、こんなにライブが観れないバンドだったっけ……!?
……ちょっと不満が出てしまった。失礼!
この日のライブ自体は、とっても楽しかったです!!
ノーナはもちろん、久しぶりに観たソウルセットがカッコ良すぎた!!
カッコいい大人の、大人げなくてカッコいいライブを観て、しあわせな雨の夜でした。
余談ですが、、、
ソウルセットの時、ずっと耳を押さえていた人が目に入ったんだけど、無理せず外に出ちゃったほうが良いのに、と思いました。
爆音だったからね……途中で出るのがもったいないのは分かるけど、耳のほうが大事ですよ!!